H26年度認知症サポーター養成講座開催報告   

513ee406002 去る平成26年9月7日(土) 眺海荘にて『認知症サポーター養成講座』(主催:紫雲寺地区保健自治会、共催:新発田北地域包括支援センター・社会福祉法人新発田市社会福祉協議会)を開催いたしました。 当日は49名の地域の皆様に参加頂き、無事終了することができました。 関係各位の皆様には心よりお礼申し上げます。  

講座内容

今回は、地域包括支援センターの職員に加え、特別講師として有田病院 有田正知医師をお迎えし、○×クイズを行いながら、疾患の理解、受診・治療の必要性、対処方法等についてわかりやすくお話しいただきました。 有田医師からは、
  1. 加齢によるもの忘れと認知症のもの忘れの違い
  2. 認知症のような症状が出る事があるが、治療により治ることが多い疾患もある(慢性硬膜化血腫等)
  3. 介護者への関わり方
  4. 認知症と診断されても周囲の配慮で能力を発揮しながら生活を送ることができる
等のお話を実際の診察場面でのやり取りや経験をもとにユーモアを交えてお話しいただきました。 講義の様子 参加者の方は○×の札を片手に熱心に耳を傾けていらっしゃいました。 ○×クイズの様子  
  • 今まで何となく認知症の母の介護をしてきたけど、こういうことだったのかと改めて理解できた
  • あっという間に時間がすぎた
  という感想が聞かれていました。    

今後の予定

次年度以降も紫雲寺地区保健自治会と協力し、各地区で順次開催する予定です。 また、認知症サポーター養成講座を受講したいというグループや町内会、職場等ありましたら、お気軽に新発田北地域包括支援センターへご連絡ください。

包括ステッカー配布開始

先日開催された「第1回 新発田北地域ケア圏域会議」の結果をうけ、新発田北地域包括支援センターの連絡先を記載したステッカーをH26年9月頃より、職員が訪問した際、ご希望の方に配布させて頂きます。   以下の2種類用意いたしました。

包括ステッカーパターン1の画像 包括ステッカーパターン2の画像

  電話口、目に付くところに貼ってご活用ください

第1回 新発田北地域ケア圏域会議 開催しました

H26年 6月26日 健康プラザしうんじ 多目的ホールにて、「男性介護者支援」をテーマに、第一回 新発田北地域ケア圏域会議開催しました!   新発田北地域包括支援センターとして、初の試みの為、準備段階からバタバタしましたが、何とか当日を迎え、無事終了いたしました。 参加者は総勢50人 4.班ごと自己紹介中(縮小版)           ご出席いただいた、地域民生委員、主任児童委員の皆様をはじめ、圏域医療機関の先生方、ケアマネージャー、介護保険サービス事業所の関係者の皆様には厚く御礼申し上げます。    

会議の目的

①高齢者支援に携わる者同士で「顔が見える関係」を作ることができる

②新発田北圏域の男性介護者の状況を共有できる

③参加者が主体的に男性介護者を支援する方法を検討することができる

グループワークの様子

1グループ9人程度で構成し、グループ毎に活発な意見交換を行いました。 H24年度から2か年にわたり実施した男性介護者アンケートの結果報告と、それぞれの立場で男性介護者を支援する方法として、自分が取り組めそうなこと、自分ではできないけど誰かこんなことはできないかという視点での意見交換を行いました。 8-5.5班GPWK中(縮小版)

参加者の意見(抜粋)

  1. 女性ものの買い物のお手伝いや自分の母を介護した経験からのアドバイスができそうだ
  2. 上手に困りごとを聞き出せるように具体的な質問を行う
  3. 男性介護者が、同じ立場の人達と思いを共有できる場づくりが必要
  4. 介護技術などの講習会の開催(出張の介護技術指導も有効ではないか)

など様々な意見がでました。  

今後包括支援センターとして

  • 男性介護者サロンの立ち上げに向け、新発田市社会福祉協議会との相談を進めています
  • 民生委員とケアマネージャーの連携がこれまでよりも強いものになるように調整を行います
  • 北地域包括支援センターの連絡先がわかりやすいものとなるようステッカーを作成し配布する予定です
  • 出張介護技術指導と(仮称)世話好き姉さまについての方向性を探っていきます

 

 資料