去る平成26年9月7日(土) 眺海荘にて『認知症サポーター養成講座』(主催:紫雲寺地区保健自治会、共催:新発田北地域包括支援センター・社会福祉法人新発田市社会福祉協議会)を開催いたしました。
当日は49名の地域の皆様に参加頂き、無事終了することができました。
関係各位の皆様には心よりお礼申し上げます。
講座内容
今回は、地域包括支援センターの職員に加え、特別講師として有田病院 有田正知医師をお迎えし、○×クイズを行いながら、疾患の理解、受診・治療の必要性、対処方法等についてわかりやすくお話しいただきました。
有田医師からは、
- 加齢によるもの忘れと認知症のもの忘れの違い
- 認知症のような症状が出る事があるが、治療により治ることが多い疾患もある(慢性硬膜化血腫等)
- 介護者への関わり方
- 認知症と診断されても周囲の配慮で能力を発揮しながら生活を送ることができる
等のお話を実際の診察場面でのやり取りや経験をもとにユーモアを交えてお話しいただきました。
参加者の方は○×の札を片手に熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
- 今まで何となく認知症の母の介護をしてきたけど、こういうことだったのかと改めて理解できた
- あっという間に時間がすぎた
という感想が聞かれていました。
今後の予定
次年度以降も紫雲寺地区保健自治会と協力し、各地区で順次開催する予定です。
また、認知症サポーター養成講座を受講したいというグループや町内会、職場等ありましたら、お気軽に新発田北地域包括支援センターへご連絡ください。