第3回新発田北地域ケア圏域会議開催   

平成28年10月27日(木)健康プラザしうんじ多目的ホールにて        『第3回新発田北地域ケア圏域会議』 を開催いたしました。 新発田北圏域の診療所医師、看護師、歯科診療所の歯科医師、調剤薬局薬剤師、介護保険サービス事業所の相談員、看護職員、リハビリ専門職、介護職員、居宅介護支援専門員、新発田市高齢福祉課かえつ在宅医療推進センターかえつ在宅歯科医療連携室から 59人の出席をいただきました。  

内容

1.グループワークについて

『医療介護連携』をテーマに、事前に医療関係者に実施したアンケート結果やご利用者・ご家族の声などをもとに整理された課題について、原因分析及び課題解決に向けた意見交換をグループワークで行いました。 医療連携グループワーク1 医療連携グループワーク2   課題の中の「医療・介護関係者ともに情報提供をした後のフィードバックが少ないと感じている」 について検討したグループでは以下のような意見が出ていました。 原因

  • 相手からどのような情報を求められているのかがはっきりしない。
  • 相手方が忙しいのではないかと躊躇してしまう。

                              など

解決策

  • フィードバックしてほしい内容を伝えておく。
  • ときネットを積極的に利用する。
  • 情報交換に使用できる共通様式があったらよい。

など

内容検討

2.オブザーバーから

今回は、オブザーバーとして新潟市医師会在宅医療推進室室長 斎川克之 様からご出席をいただき「新潟市における在宅医療・介護連携推進の取り組み」についての話題提供をいただきました。 また、グループワークについてのまとめもお願いしました。 オブザーバー

  • お互いの職種のフィールドを知ることが大切である。
  • 自発的な勉強会などのグループが他の圏域と協働できると活性化につながる。
  • グループワークではとても良い表情でみなさん意見交換がされていた。うらやましいくらい。

といったご意見を伺いました。  

地域ケア圏域会議を終えて

会議に参加した介護関係者の方からは、「顔を見たことがある先生だったけど、これまでお話ししたことはなかった。今回初めていろいろお話しを伺えて少し身近に感じられるようになった」といった声もきかれました。 私たち新発田北地域包括支援センターとしては、今回のワーク内容を整理し、また関係機関の皆さんと協働しながら、具体的な取り組みをスタートしたいと考えています。