7月認知症サポーター養成講座 ~ロバ隊長作成プロジェクト~

7月、認知症サポーター養成講座を3カ所で開催いたしました。
また、『ロバ隊長作成プロジェクト』を展開するため、2カ所で「ロバ隊長作成説明会」を同時開催いたしました。

ロバ隊長作成プロジェクト

ロバ隊長は「認知症サポーターキャラバン」のマスコットです。
ロバ隊長(フェルトマスコット)を作っていただくことを通じながら、認知症サポーターの仲間づくりや認知症サポーターを増やしていくように新発田市がすすめているプロジェクトです。
作っていただいたロバ隊長は「認知症サポーター養成講座」を受講した子供たちにプレゼントされます。

ロバ隊長を一緒につくりませんか?ロバ隊長作成プロジェクトリーフレット

開催日時

日時 場所 対象 参加者 ロバ隊長
作成説明会
参加者
7月11日 10:00~12:00 紫雲寺地区公民館 紫雲寺シルバー人材センター 
お楽しみクラブ
9名 9名
7月24日 13:40~14:40 眺海荘 藤塚浜ときめき週1クラブ 19名
7月25日 13:15~15:00 健康プラザ
しうんじ
北圏域介護保険事業所職員 23名 8名

 

エピソード・感想

~紫雲寺シルバー人材センター お楽しみクラブ~
 『ロバ隊長作成説明会』を初めて開催させていただきました。
 マニュアルを確認しながら、皆さんと一緒にロバ隊長を作成しましたが、皆さんとても手際が良く、私達のほうが教えていただくことが多くありました。
 今後も、ロバ隊長の作成を通じて認知症の普及啓発を広げていけるよう、お付き合いを続けていきます。



~藤塚浜ときめき週1クラブ~
 とても勉強熱心な方が多く、毎月のように勉強会が開催されています。
 この度は、要望を受け認知症サポーター養成講座を開催させていただきました。
 意見交換させていただいた時も、皆様から「認知症の方が気軽に参加できるような場所はないの?」「成年後見制度は誰が申し込みできるの?」といった具体的な質問をいただきました。
 9月にもお邪魔させていただき「おたがいさま講座」を開催する予定にしてます。

・おたがいさま講座とは
 「なぜ今、助け合いが必要なのか」
  地域支えあうことで解決できることがあることと、人の役に立てる喜びをゲームを
  通じて楽しく体験していただける講座です。

~北圏域介護保険事業所職員~
 認知症ケアの専門家として「地域の一員として認知症の方やその家族に何ができるのか」という視点をもっていただくことを目的に開催いたしました。
 認知症の一人暮らしの方にできることについて、グループワークを行いました。
 意見交換の中で、
 ・押しつけにならない程度に、家族に普段の様子を伝えたい
 ・散歩中に声掛けはできる
 ・仲が良ければ、お茶のみにお邪魔したい
 といった意見が出ていました。

 ロバ隊長作成説明会では、マニュアルを確認しながらロバ隊長を作成いたしました。
 皆さんとても上手で、短時間で完成されている方もいました。ロバ隊長作成プロジェクトの趣旨をご理解いただき、個人的にロバ隊長を作成したい方4名、利用者の方とともに作りたいという事業所が1事業所ありました。

 

『認知症の方とその家族のつどい』~第一回企画会議~

 

平成30年7月26日『認知症の方とその家族のつどい』開催に向けて、第一回企画会議を行いました。

 

開催企画エピソード

全国的に認知症と診断される方が増え続けています。新発田市でも「認知症になっても安心して暮らせるまちづくり」の推進に取り組み、私たち新発田北地域包括支援センターとしても、地域に暮らす認知症の方やその家族の方たちの支援のひとつとして『認知症の方とその家族のつどい』を開催したいと企画会議を立ち上げました。

企画にあたっては、主催者のみで考えるのではなく、実際に認知症の方を介護している方、認知症の方々をボランティアとして支援する「認知症支え合いメイト」の方、新発田市社会福祉協議会、北圏域にある医療機関及び介護保険事業所 等に趣旨を説明し、企画メンバーとしての参加を募りました。
その結果、実際に介護をしている方、「認知症支え合いメイト」の方、加治川の里と新発田市社会福祉協議会の職員の方、当法人の特別養護老人ホームの職員が企画メンバーとしてスタートすることになりました。

第一回企画会議

「認知症の方やその家族が気軽に参加できる場所ってどんなところだろう」

をテーマに意見交換を行いました。
私たちだけでは想像もできないアイディアが沢山でました。

  • つどいの内容について
    • 認知症の父を介護している家族としては、ほかの経験者の話も聞いてみたい
    • 認知症の進行予防の内容であれば、当事者も参加意欲が湧くのではないか
    • 温泉や足湯などでリラックスできる雰囲気をつくりたい
    • 芋煮会のように食事を一緒につくって食べるのはどうか
  • 場所について
    • 地域のコミュニティーセンターやお寺など、なじみのある場所がよいのではないか
      ~理由~
      役所的な場所だと参加するハードルが高い
      昔からのなじみの顔があると安心感があってよい
      地域の方が参加しやすければ、認知症について知ってもらうきっかけにもなる
  • 気を付けたいこと
    • 介護をしている家族の方につどいに参加する意味や目的を理解していただくことが必要
    • 認知症の自覚がある場合もあるし、認めたくないという気持ちもある。その気持ちを尊重しなければならない
    • 地域住民には認知症への偏見の気持ちがあるのではないか
    • 認知症の方とその家族が過ごす場所を分けることも良いのではないか。そのほうが家族は気がねなくおしゃべりができる

今後について

企画会議を重ね、第一回目の開催は平成31年3月頃を目指していきたいと考えています。

RUN伴新潟2018 新発田エリアに参加

 平成30年9月1日 RUN伴新潟2018。新発田エリアでの開催は今年で3回目。
当法人も昨年度から参加しています。

 当法人の重点取り組みとして今年度から全職員が“認知症サポーター”の養成講座を受講し、「ALL認知症サポーター」を目指しています。

 RUN伴新潟の趣旨に賛同し、「認知症に対する正しい理解」「地域高齢者に優しい地域づくり」を目指し、認知症の方やその家族が地域で安心して生活できる社会づくりにつながるようオレンジのTシャツを着て今年もRUN伴新潟2018に職員13人が参加しました。

 新発田エリアでは、エントリーした14チームが襷をつなぎ新発田市内を走りました。

 一人でも多くの職員が認知症の理解を深められるよう、法人としてこれからも取り組んでいきます。

 

れんぎょうの里祭り

平成30年7月28日(土) 第18回れんぎょうの里祭り

例年、施設前広場で開催してきた「れんぎょうの里祭り」でしたが、
今年は例年にない猛暑のため、急きょ屋内で開催しました。

会場変更により、不便さもありましたが体調を崩される方もなく、和やかに開演できました。

職員の神輿や地域の方々の盆踊りでは、ご利用者の皆さんも大変喜ばれていました。

あやめ鑑賞

五十公野公園へあやめ鑑賞へ行ってきました。

平成30年6月13日(水)ほのぼのグループ

当日は、時々雨も降るような天候で中止も考えましたが、
ご利用者の皆さんから「車の中から見るだけでもいいから行きたいわ」というお声をきき、出発!

到着時には雨も上がり車を降り鑑賞しました。

あやめは3分咲き程でしたが皆さん「来れてよかった」と喜んで下さいました。

 

平成30年6月21日(木)なごみ・ゆったりグループ

天候にも恵まれ皆さんわくわくした気持ちで施設を出発しました。

出てすぐの近所の肉屋さんを曲がるときカモの親子の道路横断に遭遇!
珍しい光景にほほえましい気分になりました。

 

五十公野公園では、青空の下あやめは満開。

様々な品種、色とりどりのあやめに「きれいだねぇ」と間近で鑑賞することができました。

地産地消の取り組み

 当法人では今年度から地産地消に取り組んでいます。

 利用者の食事で使用するお米は、新発田産の100%コシヒカリ。

野菜の一部(じゃがいも、玉ねぎ、にんじん)は近隣の農家さんから直接納入いただいています。

 これからも安心・安全・新鮮でおいしい食事提供に努めていきたいと思います。


 野菜を納入してくださっている髙橋さん(左)、大沼さん(右)

消費者被害防止勉強会 ~藤塚浜ときめき週1クラブ編~

藤塚浜地区で実施しているときめき週1クラブで、消費者被害を防止するための勉強会を行いました。(会場:眺海荘)
20名が参加してくださり、今、どのくらいの方が被害にあっているのか、どのような手口があるのか、ということについて話をしました。

 

また、詐欺の手口や、詐欺にあわないポイントをわかりやすく伝えられるように
北包括職員が自作自演した『高齢者を狙ったオレオレ詐欺』の劇も披露し、参加者は、楽しみながら理解されていました。




実際に「最後通告というハガキが届いた」「何か買い取りさせてもらえませんかという電話がきた」といった声もありましたが、参加された皆さんは、怪しいと思ったらすぐ電話を切るようにするなど、自身での対策もされているようでした。

 

男性介護者のつどい「ほっこり」 ~おたがいさま講座~

平成30年5月30日 さくら苑にて、男性介護者のつどいが開催されました。
男性介護者のつどいも、4年目をむかえ、開催回数は14回目を数えます。
今回は、新発田市高齢福祉課の石村生活支援コーディネータを講師にお招きした、『おたがいさま講座』が開催されました。
北地域包括支援センター職員も男性介護者の皆さんと一緒に参加しました。

講座の前半は、地域での助け合いや支え合いの大切さ必要性について講義を受けました。
後半は、助け合い体験ゲームを通じ、身近にある助け合いについて、楽しみながら体験学習を行いました。
助け合い体験ゲームは、「自分がしてほしいこと」と「助けてあげられること」を
マッチングさせるゲームです。

下の写真は、そのゲームの様子です。
テーブルに、「雪かき」「買い物」「認知症高齢者の見守り」等、手伝ってもらいたいことにあがりやすい内容があらかじめ記述されたカードが置かれています。その中から年を重ねた時に自分が助けてほしいこと2枚(今回は1枚)を選びます。選んだカードを順番に発表し、ほかの方が選んだカードで、自分が手伝えるものには「手伝えます」と手をあげることで、助け合いが成立し、握手をするゲームです

皆さん積極的に「それくらいなら手伝うよ❣」と声をだしていらっしゃいました。

参加者の方からは、
・助けてあげるのはできる。でも、「助けて」って言うことが難しい。
・近所の人たちにも受講してほしい。
・カードになっていると、「年をとったら、確かにこういうことが困るんだな」と 良く分かった
などの 声が聞かれていました。

関稲1ときめき週1クラブ体験会

「『ときめき週1クラブ』が近くにあったら、ぜひ通いたい!」という住民の声を民生委員さんが私たちにつないでくれました。

平成30年5月9日 関稲1公会堂で『ときめき週1クラブ』体験会を開催しました。
開催された日は、5月とは思えないほど肌寒い日でしたが、体験会が終了するころにはうっすら汗がにじむ様子が見受けられました。
また、体験会が始まる前、皆様が集まりだすと、「久しぶりね~」という声が聞こえてきました。
今までなかなかお会いできてなかった地域の方との交流の場ともなっている様子が窺え、主催者側としてもお役に立てて嬉しく思う一場面でした。
これからもぜひ続けたいという声もきかれ、本格的な開始に向け準備をすすめることになりました。

 



     『ときめき週1クラブ』とは

地域住民の健康づくり、介護予防、集いの場を目的に新発田市が取り組んでいる週1回の住民主体の通いの場です。
新発田市が作成した、しばたときめき体操を参加者で行います。

地域毎に開催していますが、関心のある方は 
      新発田北地域包括支援センターへご連絡ください

上真中ときめき週1クラブ体験会

昨年度から続々と北圏域では地域住民が主体となって活動する『ときめき週1クラブ』が立ち上がっています。

今回は、平成30年4月16日 上真中ふれあいセンターで、今年度初の体験会が実施されました。

17人の住民の方が参加され、講師の話を熱心に聞いていらっしゃいました。
実際の体操では、講師の指導のもと一生懸命体を動かし、気持ちのよい汗を流していました。

体験会の後、集まった方で話し合い、上真中地区では5月14日から『ときめき週1クラブ』としてスタートすることになりました。
北包括支援センターでは、立ち上がるまで、また立ち上がった後もしっかりサポートします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



     『ときめき週1クラブ』とは

地域住民の健康づくり、介護予防、集いの場を目的に新発田市が取り組んでいる週1回の住民主体の通いの場です。
新発田市が作成した、しばたときめき体操を参加者で行います。

地域毎に開催していますが、関心のある方は 
      新発田北地域包括支援センターへご連絡ください