紫雲寺小学校3年生 認知症サポーター養成講座

 令和2年9月18日(金) 10:40~11:25 に、紫雲寺小学校3年生を対象として『認知症サポーター養成講座』を開催しました。

  折よく、9月18日は、敬老の日(9月21日) 前の最後の登校日でした。
  (※敬老の日:多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、
         長寿を祝う日 by Wikipedia)

 
 認知症サポーター養成講座の内容は、小学生の皆さんに認知症のことを分かりやすく伝えられるよう、言葉を選び、話が長くならないよう工夫しています。
 また、「認知症になった桃太郎おじいさん」の寸劇を通して、楽しみながら認知症の方との接し方を学んでいただけたと感じました。



参加した小学生から
・「認知症と物忘れの違いが分かった」
・「認知症の方と接する時には優しくしたい」
などの感想が聞かれました。

 認知症サポーター養成講座を開催し、小学生の皆さんが一生懸命聞いてくれていた姿を見て、とても嬉しく感じました。認知症を正しく理解し、認知症を患っているいないに関わらず、認知症サポーターとなった小学生の皆さんが、ご高齢の方に優しく接していただきたいと願っています。

~認知症サポーター養成講座とは~

 認知症高齢者等に優しい地域をつくることを目的として、認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けする「認知症サポーター」を養成する講座です。
 全国的に開催しており、地域住民、金融機関やスーパーマーケットの従業員、小・中・高等学校の生徒など様々な方に受講いただいています。
 受講を希望される方は、お住いの地区の地域包括支援センターや市区町村にご連絡ください。

 紫雲寺・加治川地区にお住まいの方やお勤めの方は、
  新発田北地域包括支援センター:0254ー41-4646
 に、ご連絡下さい。

 

第5回 認知症の方とその家族のつどい開催

~むらさきの家「よこたま」~

 認知症の方とその家族のつどい~むらさきの家「よこたま」~の第5回目を開催しました。
新型コロナウイルスの感染拡大後、初の開催で、体温測定やアルコール消毒など新しい生活様式を基に運営しました。

 参加者同士の距離を保ちながら、ハンドベルの演奏や健康体操に取り組んでいただき、ゆっくりとお話はできませんでしたが、それでも、久しぶりに集まる顔ぶれに、皆さんとても良い笑顔でお話しをしていらっしゃいました。
 最後には「楽しかったです」「また呼んでください」等の声もいただきました。

 次回は、令和3年3月頃の開催を考えており、今後も認知症の方やその家族が参加しやすい居場所づくりに取り組んでいきます。

 





                      

             
               むらさきの家『よこたま』は
 
          認知症の方とそのご家族の方を対象として

                ・認知症の方とその家族が参加できる
             ・認知症の方を介護している方同士で話し合える
             ・認知症の方同士で話し合える

          そんな場所を作りたいという思いで発足しました。




令和2年度 第1回 感染症に関する研修会

 私たちは、日ごろから感染症の予防(職員が感染症の媒介者とならない・職員が罹らない)に取り組んでいます。新たな新型コロナウイルス感染症の予防のため 今回は、感染症の蔓延防止に必須となる “ガウンテクニック(ガウン・手袋・ゴーグルの着け外し)” の研修を実施しました。

実施日時・場所・参加者

グループ名 開催日時 開催場所 参加者数
特養いきいき 令和2年6月26日9:30~10:00 ゆうゆうホール 6名
特養のんびり 令和2年6月25日19:00~19:30 会議室 7名
特養なごみゆったり 令和2年6月30日9:30~10:00 ゆうゆうホール 9名
特養ほのぼのゆうゆう 令和2年6月25日9:30~10:00 ゆうゆうホール 9名
デイサービス 令和2年6月25日17:00~17:30 デイサービスホール 10名

研修目的・内容

「タイムリーな感染症の対応と確実なガウンテクニックの重要性」を掲げ、
ガウンテクニックの課題共有や実践による研修を行いました。

研修を終えて

・今まで“ガウンを着る”ことが目的になっていたことに気づいた。
・確実なガウンテクニックは「感染症対応の第一線で勤める者の責任や役割」であることに気づけた。
・ガウンテクニックの所々で手指衛生を行うことの意味がわかった。徹底することが重要であり、日ごろのケアの中で実践していきたい。

第1回 居宅介護支援事業所・地域包括支援センター合同サービスマナー向上研修

 

 今年度、紫雲寺加治川福祉会では、各事業所毎に「サービスマナーの向上」に取り組んでいます。

 老人介護支援センターしうんじと新発田北地域包括支援センターでは合同でサービスマナー向上の研修会を令和2年6月4日に開催しました。

 研修の目的は「自身のコミュニケーション技術の課題に気づくことができる」「気づいた課題を解決するための具体策を考え、日常業務で実践することができる」としました。

 研修は、岩崎主任介護支援専門員の講義の後、「インタビューゲーム(ワーク)」を通じて自分の面談の様子を動画で撮影し、それを見ながら自身のコミュニケーション技術を見つめなおし、その後、改善のための方法を考え、参加者の前で発表するという方法で進めました。

 参加者からは「自分の面談を見るのは初めて。いろんなことに気づけた。とても面白かった」「声の大きさが思ったより小さかった」「相槌が忙しなかった」などの声が上がりました。

今後、参加者はそれぞれの気づきを基に2か月間、コミュニケーション技術の向上に取り組みます。そして、2か月後の第2回研修会で各々の取り組み状況を振り返る予定です。

平成31年度 第2回 事故防止委員会施設内研修

事故防止委員会が施設内研修を行いました。

実施日時・場所・参加者

グループ名 開催日時 開催場所 参加者数
特養いきいき 令和1年12月20日14:30~15:00 面談室3 2名
特養のんびり 令和1年12月25日14:30~15:00 会議室 8名
特養なごみゆったり 令和1年12月26日9:30~10:00 面談室3 10名
特養ほのぼのゆうゆう 令和1年12月24日9:30~10:00 家族室 8名
デイサービス 令和1年12月16日17:00~17:30 デイサービスホール 12名

 

研修目的

職員一人ひとりがマニュアルに沿って確実に対応ができるよう
与薬マニュアル・配膳マニュアルについて理解する

研修内容

与薬・配膳マニュアルから方法、手順に関するテスト問題
②解答説明
③質疑応答

研修を終えて(感想抜粋)

  • 普段の仕事の内容について再確認するいい機会になった。
  • 配膳時に蓋を取る目的が分かった。その後は目的に沿った行動できるようになっている。
  • 事前に各マニュアルを配布し、研修したことでより理解できてよかったと思われる。
  • 与薬や配膳はご利用者にとって大事なことなので今後も定期的に研修会を計画してほしい。

 

 

 

平成31年度 看取りケア研修

看取りケア委員会が施設内研修を行いました。

実施日時・場所・参加者

・実施日時:令和1年12月12日 19:00~20:15
・実施場所:法人内 会議室
・参加者 :25人

研修目的

 夜勤時、利用者の体調に急変があった場合、各グループの介護職員が協力し、併せて、
看護職員、医師との連携を図りながら対応することが求められる「医療等に関する確認書」
に基づき急変時、蘇生処置ができる

 

研修内容

 ①ロールプレイ
     夜勤時に呼吸停止があった場合を想定し、グループ毎に役割を決めて
     ロールプレイを行う
 ②グループワーク
     

研修を終えて

 1.グループワークより抜粋
  ・慌てずに行動がとれるようAEDや個別ファイル、マニュアルの場所を確認することが重要である。
  ・夜勤勤務に就く前に心肺蘇生研修を行い実際にそういった場面に遭遇しても落ち着いて対応できる
  ようにしたい

 

 

 

平成31年度 第1回褥瘡対策委員会 施設内研修

褥瘡対策委員会が外部講師をお招きし、施設内研修を行いました。

実施日時・場所・参加者

・実施日時:令和1年11月13日 17:00~18:00
・実施場所:法人内 会議室
・参加者 :36名

研修目的

①IAD(失禁関連皮膚炎)の予防方法を学ぶ
②正しい陰部洗浄ができる

研修内容

①講義・実技指導(50分)
  講義:治すより予防! 要介護高齢者のスキンケア
      1.リスクを知る
      2.おむつ装着部位のスキンケア
      3.陰部洗浄のすすめ
  講師:ユニ・チャーム株式会社 石月由美子様


②質疑応答   (5分)
③アンケート  (5分)

研修を終えて(感想抜粋)

・実践練習ができたのでわかりやすかった。
・皮膚トラブルのない支援のためにも知り得た事を実行する。
・皮膚状態の観察の視点やケア方法など詳しい話が聞けて良かった。
・実際に模型を用いたことでわかりやすかった。

平成31年度 感染症に関する研修会(第1回、第2回)

感染症対策委員会が感染症に関する研修会を行いました。

第1回 感染症発生時の対応について

 ~目的~

    ①利用者感染症対策マニュアルの実践
      利用者感染症対策マニュアルに基づき、利用者が感染症発生時に迅速で適切な
      対応ができるよう研修を通し知識を身につける
    ②感染症に伴う勤務可能日マニュアルの実践
      感染症に伴う勤務可能日マニュアルに基づき、感染症発生時に各自適切な
      判断と対応ができる

 ~開催日時・場所・参加者数~

グループ名 開催日時 開催場所 参加者数
特養いきいき 令和1年6月18日
14:30~15:00
面談室3 9名
特養のんびり

令和1年6月26日
14:30~15:00

会議室 11名
特養なごみゆったり 令和1年6月27日
9:30~10:00
面談室3 11名
特養ほのぼのゆうゆう 令和1年6月26日
9:30~10:00
家族室 12名
デイサービス 令和1年6月25日
17:00~17:30
デイホール 22名

 ~研修内容~

  ・感染症対策委員が目的に沿った問題を作成し、研修時参加者に配布
  ・参加者各自が回答を記入後、グループで意見交換を行い、研修委員会の示した回答と照会し
   感染症発生時の対応を再確認した
    ○問題用紙
    ○回答

 ~研修を終えて(研修後アンケート抜粋)~

  ・事例に基づいて具体的な対応や報告の方法を再確認でき、実践で活かしていけそうだ。
  ・感染を広げてしまうことのないよう、早めの対策を心掛けたい。
  ・日頃からマニュアルを意識し、事象が起こった時に適切な対応がとれるようにしたい。
  ・自身の健康管理は感染を拡大しないためにも判断を誤らず行っていく。

 

第2回 嘔吐時の対応と標準予防策について


 ~目的~

    ①嘔吐時の対応(吐物の初期処理)
      『施設内の嘔吐物の処理』をマニュアルに基づき、
      各自適切な対応ができる
    ②標準予防策(手洗い・マスク)
      『標準予防策(スタンダード・プリコーション)』のうち
      手洗い・マスクの着脱がマニュアルに基づき正しく実施できる

 ~開催日時・場所・参加者数

グループ名 開催日時 開催場所 参加者数
特養のんびり 令和1年10月30日
14:30~
会議室 15名
特養なごみゆったり 令和1年10月31日
9:30~
家族室 15名
特養ほのぼのゆうゆう 令和1年10月29日
9:30~
家族室 13名
デイサービス 令和1年10月29日
17:00~
デイホール 21名

 ~研修内容~

  感染症対策マニュアル抜粋(吐物処理)、マスクの装着・手洗いのポイントの資料を配布し
  対策の再認識を行う  

 

 ~研修を終えて(研修後アンケート抜粋)~

  ・嘔吐があった時、手際よく間違うことなく落ち着いて対応したい。
  ・手洗いとマスクの着用方法がおざなりになりがちなので、気を付けるように心がけたい。
  ・在宅では、本人への対応に気が向き、介護者の媒介による感染拡大が生じることもあり、
   今回学んだ「協力の依頼」「媒介防止」などを意識していきたい。
  

 

 

加治川小学校4年生 認知症サポーター養成講座

 令和元年12月4日(水) 9:30~10:15 に、加治川小学校4年生を対象として『認知症サポーター養成講座』を開催いたしました。
 新発田北地域包括支援センターとして、小学生を対象にした『認知症サポーター養成講座』は4度目になりました。
 認知症サポーター養成講座の内容は、前回藤塚小学校で行った講座と同様、分かりやすく楽しく理解できるように工夫をした講義と寸劇を行いました。


参加した小学生から
・「認知症は治らないの?」
・「認知症はいろんなタイプがあるの?」
・「毎年、何人くらい認知症になるの?」
・「若い人も認知症になるの?」
等の講義内容に沿った質問があり、一つ一つ回答しました。

 熱心に講義を聞いてメモを取ったり、質問したりする様子を見て、いろいろなことを感じ取り、学習していただけたと感じました。

 今回で、私たち新発田北地域包括支援センターが担当している紫雲寺地区・加治川地区のすべての小学校で認知症サポーター養成講座を開催させていただきましたが、これからも多くの小学生の皆さんが認知症について学べる機会を作っていきたいと考えています。

市民向けフォーラムを開催いたしました

令和1年11月16日(土) 14:00~15:30 健康プラザしうんじ 多目的ホールにて、市民フォーラムを開催しました。紫雲寺地区の住民の方48名と医療介護関係者10名の参加がありました。
 地域の方が、住み慣れた自宅で最期まで過ごすために、医療機関や介護事業所がどのように関わっていくのか、参加者にわかりやすく伝えるため、新発田北地域包括支援センターや法人の職員もメンバーとして参画している北圏域多職種連携の会が、何度も何度も話し合いを重ね開催に至りました。

 当日は、平塚ファミリークリニックの平塚雅英院長から、自分自身がどのように過ごしていくのかを家族や介護・医療機関関係者と元気なうちから何度も話し合う「人生会議」についてお話いただきました。

 その後の寸劇では、笑いあり涙ありの内容で、寝たきりになっても認知症になっても住み慣れた自宅で最期まで過ごす方法を紹介しました。
 寸劇の最後には、平塚雅英医師のサックス演奏で会場全員が「川の流れのように」を熱唱し華やかに終えることができました。

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劇1

退院時カンファレンス

退院時カンファレンス

退院時カンファレンス

劇2

 本人の意思表示

 本人の意思表示

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劇3

 主治医が往診

 主治医が往診

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劇4

 歯科医師も自宅に

 歯科医師も自宅に

 歯科医師も自宅に

合唱

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 参加した方からは、「施設を希望していたけど、自宅ですごせるなら自宅で最期を迎えたい」「家にいたい気持ちはあるが、面倒をみる家族に迷惑はかけたくない。これからどうするか話し合っていきたい」という意見をいただきました。

 1度のフォーラムではなかなか伝えきれない内容であることや、今回参加できなかった方が参加できるように、次回開催に向け動き出します。

 ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
 また、開催にあたりご協力いただいた関係者の皆さまに感謝申し上げます。